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WordPressブロックエディタ 投稿マニュアル【初心者向け】

2025年4月17日

投稿機能

WordPressブロックエディタ(Gutenberg)投稿マニュアル【初心者向け】 WordPressブロックエディタ 投稿マニュアル【初心者向け】 WordPressブロックエディタ 投稿マニュアル【初心者向け】

このコンテンツでは、WordPressで記事を新たに作成して投稿するまでの手順を詳しく解説していきます。


1. ブロックエディタ(Gutenberg)とは?

WordPress 5.0から導入された新しい投稿編集画面のことです。従来の「クラシックエディタ」とは異なり、「ブロック」という単位で記事を構築していく仕組みです。テキスト、画像、ボタン、動画など、要素ごとにブロックを追加していくことで、誰でも簡単に見栄えの良いページが作れます。

2. 投稿画面の構成

記事を書くためのブロックエディタの投稿画面は大きく次の3つに分かれています。

  • 投稿エリア:記事本文を編集するメイン部分
  • 上部ツールバー:ブロックに応じた編集オプション
  • 右サイドバー:投稿設定(公開状態、カテゴリー、アイキャッチなど)

上記以外にも投稿全般に関係するWordPressの全体メニューがあります。

  • 左サイドバー:ワードプレス全体のメニュー(記事一覧ページ、記事の追加など)
  • WprdPress上部ツールバー:ワードプレス全体のメニュー(コンテンツ追加、アカウント、ログアウトなど)

3. 投稿作成の基本手順

記事を投稿する基本的な手順は、次の4つのステップになります。

  1. WordPressツールバーから「+新規 → 投稿」をクリックする
  2. 記事タイトルを入力する
  3. 「+」ボタンから「段落」「見出し」「画像」などのブロックを追加する
  4. 上部ツールバーの「公開」ボタンを押して記事を公開する
  5. 作成した記事をプレビューする

それぞれのステップを詳しく解説していきます。

3-1.新規投稿を追加する

①WordPressにログイン

WordPressの管理画面にログインします。

②新規投稿の作成

画面上部のWordPressツールバーから「+新規 → 投稿」をクリックします。クリックすると記事を入力するエディター画面が表示されます。

それぞれの環境によって「投稿」の部分が任意の投稿名になっています。

3-2.記事タイトルを追加する

「タイトルを追加」のところをクリックすると入力できる状態になります。

3-3.ブロックを追加する

「+」マークで「段落」「見出し」「画像」などの各ブロックを追加します。

今回は一例として「段落」ブロックを追加して文章を入力します。

  1. 「段落」ブロックを選択
  2. 文章を入力

各ブロックを選択するとブロックメニューが表示されます。ブロックごとの設定や移動、削除が行えます。

3-4.記事を公開する

上部ツールバーの「公開」をクリックして記事を公開します。

記事を「下書き」や「非公開」にしたいときは、右サイドバーのステータスにて変更できます。変更後は上部ツールバーの「保存」ボタンをクリックします。

右サイドバーが表示されていない場合は、上部ツールバーの「アイコン」をクリックすると表示されます。

3-5.作成した記事をプレビューする

公開した記事をプレビューするには上部ツールバーの「pc」マークをクリックします。

「新しいタブでプレビュー」をクリックします。

もし表示されていない、あるいはクリックすることができない場合は、ブラウザの幅を少し広げることで解決できます。

4. よく使うブロックと使い方

■ 見出しブロック

階層に応じて「H2」「H3」などを選びます。階層とは「大見出し」や「小見出し」のことで、記事を構造化することはSEOにおいてとても重要になります。

ちなみに「H1」はページのタイトルに使用されます。SEOのルールとして1ページ内に「H1」は1つだけ使用できます。

■ 段落ブロック

通常の本文テキストはこのブロックを使用します。

■ 画像ブロック

画像をアップロードまたはメディアライブラリから選択して表示することができます。

代替テキストを設定することで検索結果に画像も反映されます。

■ リストブロック

リスト表示できるブロックです。

■ カラムブロック

2列や3列などに分けてコンテンツを表示したいときに使用します。カラム内に各ブロックを追加して利用できます。

■ ボタンブロック

リンク付きのボタンを簡単に配置できます。スタイルの変更も可能です。

■ スペーサー

上下のブロックに対して間隔を挿入することができます。

5.記事を装飾する

記事を装飾したりスタイルの変更は右サイドバーの「ブロック」タブで行います。

ブロックを選択すると、そのブロックに対応した編集のメニューが表示されます。

6. 再利用ブロック・パターンの活用

再利用ブロック

よく使うブロック構成を保存しておけば、他の記事でも使い回せます。

ブロックパターン

事前に用意されたレイアウトを選ぶだけで、高品質な見た目をすぐ作れます。

7. 便利な操作・ショートカット

  • /でブロックを即検索(例: /画像 )
  • Ctrl + Z:元に戻す
  • Ctrl + Shift + D:ブロック複製

8. まとめ

WordPressのブロックエディタは、慣れると非常に柔軟かつ強力なツールです。まずは基本の「段落」「見出し」「画像」から試し、徐々にカラムや再利用ブロックに挑戦してみてください。