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ホームページ制作ガイド

トップページ(ホーム)の作り方:初心者向け詳細ガイド

トップページ(ホーム)の作り方:初心者向け詳細ガイド トップページ(ホーム)の作り方:初心者向け詳細ガイド トップページ(ホーム)の作り方:初心者向け詳細ガイド

ホームページの中で最も重要なのが「トップページ(ホーム)」です。訪問者が最初に見るページであり、第一印象を決める場所です

この記事では、初めてホームページを作る人向けに、トップページの目的、基本構成、各パーツの役割、作成のコツを詳しく解説します。


1.トップページの目的とは?

トップページは単なる入り口ではありません。以下の3つの役割を担っています。

  1. 「ここがどんなサイトか」をすぐに伝える
  2. 見てほしいコンテンツに誘導する
  3. 安心感や信頼感を与える

たとえば、美容室のサイトなら「ここは美容室のホームページで、予約ができて、どんなメニューがあるか」までがすぐにわかる必要があります。

2.基本的なトップページ構成

以下は、一般的なトップページに含まれる要素を上から順に並べた構成例です。

2-1. ヘッダー(全ページ共通部分)

サイト全体で共通した部分です。ロゴや共通メニューなどを表示するのに使われます。

  • ロゴ
  • ナビゲーションメニュー(グローバルナビ)
  • ユーティリティメニュー(予約やお問合せなど)

2-2. メインビジュアル(キービジュアル/ヒーローイメージ)

メインビジュアルは、訪問者の興味(どんな課題を解決したがっているのか)をベースに考えます。

  • サイトの印象を決定づける大きな画像やキャッチコピー
  • ボタン付き(例:メニューを見る、予約する)

例文:

「あなたらしさを引き出す、あなただけのヘアスタイルを。」

2-3. キャッチコピー+簡単な説明

メインビジュアルで説明しきれなかった内容やコンセプト(切り口)などを、この部分で伝えます。

  • 一言で事業やサイトの魅力を伝えるコピー
  • 文章量は短く、わかりやすく

2-4. 主なサービス紹介(または特徴紹介)

主力となる商品やサービスを紹介するセクションです。メインビジュアルやキャッチコピーで伝えてきた訪問者の興味(訪問者が解決したがっている課題)に対して具体的な解決方法を提案するセクションです。

  • 3つ程度に絞って、わかりやすく紹介
  • 各項目に「詳しく見る」ボタンをつけると効果的

2-5. 実績・事例・お客様の声(あれば)

このセクションは、提案した商品やサービス(解決策)が「なぜ良いのか」「どこが良いのか」を証明するエビデンスとなります。

  • ポートフォリオやレビューなど
  • 信頼感や安心感を高める要素

2-6. 最新情報/ブログの新着記事

お知らせやブログを使用して、訪問者にさらに興味を持ってもらうためのセクションです。ブログを活用すれば訪問者の「ほしい」を高めることや訪問者を増やすことも行うことができます。

  • 更新があることを見せることで活気を演出
  • SEO効果も期待できます

2-7. 問い合わせ・予約ボタンなどの誘導

訪問者に行動を起こしてもらうセクションです。

  • CTA(Call to Action):行動喚起のボタン
  • 例:「今すぐ予約する」「無料で相談する」

2-8. フッター(全ページ共通部分)

フッターもヘッダーと同様に各ページに共通している部分です。

  • 連絡先
  • SNSリンク
  • サイトマップ
  • 利用規約/プライバシーポリシーなど

3.実際のトップページ構成イメージ

これまで説明してきた内容をイメージ画像にしています。画像はワイヤーフレームというレイアウト確認用のもので、実際のホームページ作成時にも用いられています。

このワイヤーフレームを見れば、ページ全体の構成とレイアウトをすぐに理解することができます。

トップページのイメージ画像(ワイヤーフレーム)

4.トップページ作成のポイント

トップページの構成を考える上でのポイントをいかにまとめましたので参考にしてください。

  • 1画面(セクション)に1メッセージ
    多くの内容を詰め込みすぎないようにして、伝えたいことをしぼる。
  • 写真と文字のバランスを考える
    画像やアイコンなどで視覚的に伝える工夫を。
  • スマホでの見やすさも意識
    モバイルファーストで作ると◎。
  • 更新できるエリアを作る
    お知らせやブログで「動いている感」を出す。

5.よくある質問(FAQ)

Q. トップページだけでもサイトは作れますか?

→ 最低限トップページだけでも公開できますが、「お問い合わせ」や「サービス紹介ページ」と連携することで信頼性が高まります。

Q. メイン画像は必要ですか?

→ 必須ではありませんが、印象に残りやすく、ブランドイメージを伝えるのに効果的です。

Q. トップページに全部詰め込んでもいいですか?

→ 情報過多になると逆効果。詳細は「詳しく見る」ボタンで別ページに分けるのがおすすめです。

まとめ

トップページは「第一印象」を決めます。さらに「男性向け」や「女性向け」などのテイストによっても訪問者はホームページを閲覧するかどうか決めています。

初心者の方は、まず次の3つから始めましょう。

  1. 魅力的なキャッチコピーとビジュアル
  2. わかりやすいサービス紹介
  3. お問い合わせ・予約への導線

ターゲット層となる訪問者を適切な情報に導くためのガイドマップのような存在を心がけてトップページの構成を考えるとよいでしょう。