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リーンキャンバス

【事例解説】マネーフォワードのリーンキャンバスから学ぶ!起業アイデアを形にする実践法

2025年9月26日

【事例解説】マネーフォワードのリーンキャンバスから学ぶ!起業アイデアを形にする実践法 【事例解説】マネーフォワードのリーンキャンバスから学ぶ!起業アイデアを形にする実践法 【事例解説】マネーフォワードのリーンキャンバスから学ぶ!起業アイデアを形にする実践法

【事例解説】マネーフォワードのリーンキャンバスから学ぶ!起業アイデアを形にする実践法


第1章:成功事例を「型」で学ぶ意味

「起業アイデアはあるけれど、どう整理したらいいのか分からない」
「他社の成功事例を、自分のアイデアの参考にしたい」

もしあなたがそう感じているなら、リーンキャンバスを使った分析は大きなヒントになります。

リーンキャンバスは、1枚のシートにビジネスモデルの核心を整理できるフレームワーク。シンプルですが、起業初期に必要な「課題」「顧客」「解決策」を明確にできる強力なツールです。

この記事では、日本を代表するフィンテック企業 マネーフォワード を事例に取り上げます。

「家計簿アプリから始まり、法人向けクラウドサービスまで事業を拡大した成功モデル」をリーンキャンバスに落とし込み、なぜ成長できたのかを分析していきます。

あなたのアイデアを整理するための具体的な参考になるはずです。

第2章:リーンキャンバスとは?

まずはベースとなるリーンキャンバスについて、軽くおさらいをしておきましょう。

リーンキャンバスは、アッシュ・マウリャ(Ash Maurya)が提唱したビジネスモデルを1枚で整理するためのフレームワークです。もともとエリック・リースの「リーンスタートアップ」思想をもとに発展したもので、スタートアップや起業初期の事業検討に特に適しています。

特徴はシンプルさ。

9つの要素を1枚にまとめるだけで、あなたのアイデアが「誰のために」「どんな課題を」「どうやって解決するのか」が見えてきます。

リーンキャンバス9つの要素

  1. 課題(Problem)
    – 解決すべき課題は何か
  2. 顧客セグメント(Customer Segments)
    – 誰がその課題を抱えているのか
  3. 独自の価値提案(Unique Value Proposition)
    – そのサービスならではの魅力は何か
  4. 解決策(Solution)
    – 課題をどう解決するのか
  5. チャネル(Channels)
    – どうやって顧客に届けるか
  6. 収益の流れ(Revenue Streams)
    – どう収益化するか
  7. コスト構造(Cost Structure)
    – どんなコストが発生するか
  8. 主要指標(Key Metrics)
    – 成長を測るための指標は何か
  9. 圧倒的な優位性(Unfair Advantage)
    – 他社が真似できない強みは何か?

従来のビジネスモデルキャンバスよりもシンプルで、特に 「課題解決」と「顧客」 に焦点を当てている点が、起業初期に適している理由です。

つまり、あなたのアイデアを「思いつきの段階」から「実際に検証できる段階」へ引き上げてくれるのがリーンキャンバスです。

リーンキャンバスの無料テンプレート(PDF)をダウンロードできます。

リーンキャンバスの書き方については次の記事で詳しく紹介しています。

第3章:マネーフォワードとは?

マネーフォワード株式会社は2012年に創業した日本のフィンテック企業です。

最初のサービスは 家計簿アプリ。銀行口座やクレジットカードを自動連携し、収支を自動で記録・分類してくれる便利さで、従来の「手入力家計簿アプリ」とは一線を画しました。

その後、事業の中心を 法人向けクラウド会計や経理ソフト へ広げ、中小企業・個人事業主・会計士事務所などのバックオフィス業務を支援するサービスへと展開。今では東京証券取引所に上場し、数百万人規模のユーザーと数十万社以上の法人を支える企業に成長しました。

彼らの成功は「家計簿アプリ」という一見小さな切り口から始まり、課題解決の幅を広げながら事業を拡張していった結果といえます。

第4章:マネーフォワードのリーンキャンバス分析

ここからは、マネーフォワードの事業をリーンキャンバスに当てはめて分析していきましょう。

(1) 課題

  • 個人
    • 家計簿が続かない、お金の全体像が見えない。
  • 法人
    • 経理・会計が複雑で人手不足。紙やエクセルでは効率化に限界。
  • 金融機関
    • 顧客との関係性が希薄化し、デジタル対応が急務。

課題の明確さが事業成長の起点でした。

(2) 顧客セグメント

  • 個人ユーザー
    • 家計簿をつけたいが、手入力は面倒。効率的にお金を管理したい人。
  • 中小企業・個人事業主
    • 会計や経理業務に多大な時間を取られ、本業に集中できない層。
  • 金融機関・パートナー
    • ユーザーデータを活用したい、顧客接点を強化したい企業。

マネーフォワードは「個人」「法人」「パートナー」という三層の顧客をターゲットにし、エコシステムを形成しました。

(3) 独自の価値提案(UVP)

  • 「お金の見える化で、人生とビジネスを前に進める」
  • 個人には「自動化された家計簿」
  • 法人には「クラウドによる効率化」

ここで重要なのは、「誰に対しても“見える化”を提供している」という一貫性です。

(4) ソリューション

  • 自動連携家計簿アプリ(銀行・カードと連携)
  • クラウド会計ソフト(仕訳自動化、請求書・給与計算の効率化)
  • API連携による金融機関との共同サービス

シンプルながら課題に直結したソリューションです。

(5) チャネル

  • スマホアプリストア(個人ユーザー獲得の入口)
  • SEO・オウンドメディア(検索流入による認知獲得)
  • 会計事務所とのパートナーシップ(法人獲得の入口)
  • 金融機関との提携(信頼性の強化)

オンラインとオフラインの両輪で顧客を拡大しました。

(6) 収益の流れ

  • 個人:プレミアム課金(月額制)
  • 法人:クラウド会計・バックオフィス支援(SaaSモデル)
  • 金融機関との提携・API利用料

サブスクリプション型を軸に、安定的な収益構造を確立しています。

(7) コスト構造

  • 開発・運営費(エンジニア人件費、インフラ)
  • マーケティング費用(広告・キャンペーン)
  • サポート体制(カスタマーサクセス)

スケールするにつれてコストも増えますが、SaaSモデルのため固定費を上回る成長余地があります。

(8) 主要指標

  • 有料課金ユーザー数
  • 継続率(チャーンレートの低さが重要)
  • MRR(月次経常収益)
  • パートナー契約数

数字が伸びれば伸びるほど、投資家や市場からの信頼も高まります。

(9) 圧倒的な優位性

  • 金融機関との広範な連携ネットワーク
  • 個人・法人両方の顧客基盤
  • 蓄積された膨大なデータによるサービス改善
  • 日本国内でのブランド認知度と信頼性

参入障壁を高く積み上げていることが分かります。

第5章:成功要因の考察

要因1:小さな課題から始めて、大きな市場へ広げる(段階的に伸ばす)

📌 どういうこと?

まずは「誰かの小さな困りごと」を確実に解決することから始める、ということです。最初から全部を解決しようとせず、まずは一つの分かりやすいニーズにフォーカスします。解決できればユーザーが増え、その信頼を元に少しずつ提供範囲を広げていきます。

💡 例

レモネード屋を始めるなら、まずは「暑い日の通りかかりの人の渇きを癒す」ことを完璧にする。うまくいけば、次は夏祭りやイベントに出店したり、缶入りでスーパーに卸したり、と広がる。

マネーフォワードは最初「家計簿を楽にする」ことに集中し、それが認知されてから「会社の経理を楽にする」という大きな領域に広げました。

✍️ 今すぐできること

  • ターゲットを「誰の」「どんな困りごと」に絞る(できれば1人の典型ユーザー像を描く)。
  • 最低限の機能だけで試す(=MVP)。
  • その少数ユーザーから直接フィードバックをもらう。

🌀 よくある失敗

  • 「全部入り」を最初から作ってしまい、どれも中途半端になる。
  • ターゲットが広すぎて誰にも刺さらない。

要因2:サブスクリプション(定額制)で安定した収入を作る

📌 どういうこと?

ユーザーが月ごと/年ごとに払う「定期的なお金」を収入の中心にするやり方です。1回きりの販売に頼るより、毎月入るお金があると経営が安定します。

💡 メリット

  • 毎月の収入が予測できる
    • 人を雇ったり設備投資がしやすい。
  • 継続して使ってもらえる仕組みがあれば、長く稼げる。

👉 注意点

定額にしても「価値」を続けて提供しないと解約されます。つまり「継続したい理由」を作る必要がある(新機能・サポート・習慣化の仕組みなど)。

✍️ 今すぐできること

  • 小さな試験価格を設定して「10人の有料ユーザー」を目標にする。
  • 無料トライアルや初月割引で使ってもらい、30日後に継続するかを見てみる。
  • 解約理由を必ず聞いて、改善に繋げる。

🌀 よくある失敗

  • 料金を決める根拠がない(安すぎて採算が取れない、または高すぎて誰も利用しない)。
  • 集客だけに注力して、継続施策を後回しにする。

要因3:パートナー(協力者)を使って信頼とリーチを作る

📌 どういうこと?

銀行、会計事務所、大手プラットフォーム、インフルエンサーなど、既に信頼と顧客基盤を持つ相手と手を組むことで、短時間で多くの人に届きやすくなります。

💡 何が嬉しい?

  • 宣伝コストを抑えられる。
  • 提携先の「信用」を借りられる(特に金融や医療などで重要)。
  • 相手のサービスと組み合わせて、ユーザーに新しい価値を提供できる。

👉 付き合い方のコツ

  • 相手にも得がある形 を用意する(ウィンウィンにする)。
  • 小さな実験(パイロット)を持ちかけ、成果が出たら拡大する。
  • 最初から全面依存しない(依存すると相手の都合で自分が揺らぐ)。

✍️ 今すぐできること

  • 自分のサービスが「誰にとってどんな利益」を生むかを整理し、提携候補リストを作る。
  • 提携候補に「30日でできる小さな試験」を提案する(例:共同セミナー、限定割引、API連携の小テスト)。
  • 結果を出したら、数字(登録数・成約数)でパートナーに示す。

🌀 よくある失敗

  • 相手にとってのメリットを示せず、断られる。
  • 一つの大きなパートナーに頼りすぎ、パートナーの都合で事業が揺らぐ。

短いチェックリスト(今日からできること)

  1. 「誰の」「どんな小さな困りごと」を解決するかを書き出す(1行でOK)。
  2. その困りごとを解決する最低限の仕組みを作る(試作品=MVP)。
  3. 月額プランを1つ作って、まずは10人の有料ユーザーを目指す。
  4. 2〜3社の提携候補をリストアップし、短期の共同テストを提案する。
  5. 1週間に1回、ユーザーの声(使った感想・解約理由)を集めて改善する。

🎯 この章のまとめ

マネーフォワードのやり方は特殊に見えるかもしれませんが、本質はとてもシンプルです――小さな課題を丁寧に解決し、そこで得た信頼やデータを武器に少しずつ広げていく。あなたのアイデアでも同じ流れを踏めます。

第6章:あなたの起業アイデアにどう活かす?

共通の前提

  • 完璧を目指すより「小さく試す」こと。
  • 誰に何を届けるか(=ターゲットと課題)を最初に1行で書く。
  • ユーザーの反応(声・数字)を最優先で見る。

💡 例

「フリーランスのAさんが、請求書の作成と時間管理で毎月2時間以上ムダにしている」 → まずはここからスタート。

① 課題から始める — 「小さな困りごと」を見つけて解決する方法

📌 説明

大きな問題を一気に解決する必要はありません。まずは “目の前の小さな不便” を確実に直す。そこがユーザーの「感謝」=最初の支持につながります。

✍️ 今日からやること(3ステップ)

  1. ターゲットを1人のペルソナに決める(例:「フリーランスの佐藤さん、30代、制作業」)。
  2. その人が毎日・毎週で困っている具体的な場面を3つ書き出す(例:請求書発行が手間、入金管理が不明、作業時間が把握できない)。
  3. それらのうち一番解決しやすい1つを選び、1週間で試せる最小の解決策(MVP)を作る。

💡 MVPの例

  • Google フォームで「請求書作成依頼フォーム」を作り、手作りでPDFを返す(=自動化前に顧客が欲しいかを確認)。
  • SlackやLINEで時間を送ると自動でExcelに記録される簡易ツールを提供(Zapierなど活用)。

📈 測るべき数字

  • そのMVPを使った人数(=検証数)
  • 利用後に「時間が何分短縮できたか」の自己申告
  • 継続して使う意向(はい/いいえ)

🌀 よくある失敗

  • ターゲットが広すぎる(「中小企業」ではダメ。業種・規模を絞る)。
  • 過剰機能を最初から作る(全部入りは売れない)。

② 一貫した価値提案(UVP)を作る — 短く、分かりやすく

📌 説明

「あなたが誰に何をしてあげるのか」を一文で言えること。ユーザーが瞬時に「それは自分向けだ」と分かることが重要です。

✍️ ワーク(テンプレート)

  • UVPテンプレート
    • 「(ターゲット)向けに、(課題)を解決するために、(主要な手段)によって、(価値)を提供します。」

💡 例(フリーランス)

「フリーランス向けに、請求書作成と時間管理の手間を減らすために、ワンクリックで請求書を作り自動で時間を集計するツールを提供します。」

今日できること

  • 30秒で言える自分の「説明文(エレベーターピッチ)」を3パターン作る。
  • 友人や見込みユーザーに1パターン聞かせて反応をもらう(「分かりやすい?」だけでOK)。

👀 注意点

  • 「便利です」「簡単です」だけでは弱い。誰にどんな効果(時間短縮・売上向上など)が出るかを入れる。

③ 拡張性を意識する — 今の機能からどう広げるか考える

📌 説明

最初は狭い市場(ニッチ)で成功し、そこで得た信頼やデータを使って少しずつ領域を広げること。マネーフォワードは個人→法人へ広げましたが、あなたも同じ発想でOK。

✍️ 思考ステップ(紙に書く)

  1. 今解決する課題で勝てる人(顧客)を列挙。
  2. その顧客の隣接ニーズを3つ洗い出す(例:請求→入金確認、税金準備、経費精算)。
  3. どれが簡単に付加できるかを「実装コスト」と「市場ニーズ」で評価し、優先順位をつける。

💡 実践例

  • 最初
    • ワンクリック請求書(個人向け)
  • 次フェーズ
    • 入金の自動照合(会計ソフト連携)
  • さらに
    • 税理士紹介や決算サポート(B2B領域へ拡大)

今日できること

  • 「拡張案」を3つ書いて、各案にかかる時間(目安)と期待される収益(感覚値でOK)を付ける。

④ パートナーを活用する — 信頼とリーチを借りる方法

📌 説明

既に顧客や信頼を持っている相手と組むと、あなた単独よりずっと早く広がります。ただし「相手にも利点がある提案」を作るのが前提です。

✍️ 3つの提携パターン

  1. 紹介パートナー
    • 会計事務所、ショップ経営者
  2. 技術パートナー
    • API連携先、ツール提供者
  3. 販売チャネル提携
    • プラットフォーム内での共同販売

📝すぐ使える提携メール(テンプレ)

件名:小さなテスト提案のご相談(30日で成果を共有します)

初めまして、〇〇と申します。私は「(ターゲット)が抱える(課題)を解決する」サービスを試験運用しています。

貴社の(○○)と親和性が高く、まずは30日間の小さな共同テスト(例:会員限定で◯◯を提供)をさせていただけないかと考えています。

結果は数値でご報告します。可能でしたら一度10分ほどお時間いただけますでしょうか?

👉 今日できること

  • 提携候補リストを5社作る(名前・連絡先・提案内容を1行で)。
  • 上のメールを1社に送る(テスト提案を添えて)。

👀 注意点

  • 「一方的に宣伝させてください」はNG。相手にとってのメリット(収益・価値)を必ず示すこと。

具体例で見せます(短いケーススタディ)

💡 アイデア

フリーランス向け「ワンクリック請求・時間集計」アプリ

  1. 課題
    • 請求書作成と時間記録が別で面倒 → MVP:Googleフォーム+手作業で請求書を送る。
  2. UVP
    • 「1分で請求書作成、時間は自動で集計」
  3. 拡張案
    • 入金照合、税額試算、税理士連携(優先順位を決める)
  4. パートナー
    • フリーランス向けコミュニティ、コワーキング運営会社にトライアルを提案

✍️ 短期実験(例)

フォームで20名集め、有料化テスト→10人有料なら継続化へ。

30日行動プラン

Week 1:定義と検証準備

  • Day1
    • ターゲットを1人に絞る(ペルソナを1枚で)。
  • Day2
    • その人の困りごとを3つ書く。
  • Day3
    • 最小の解決策(MVP)を決める。
  • Day4
    • 簡易ランディング(1枚)を作る(GitHub Pages / Carrd / Google Sites)。
  • Day5〜7
    • 友人・SNSでMVPを使ってくれる人を5〜10人集め、面談日程を決める。

Week 2:ユーザーインタビューと初回改善

  • Day8〜12
    • 対面/オンラインで10人インタビュー(1人15分)。記録を取る。
  • Day13
    • インタビューで得た改善点をまとめる。
  • Day14
    • MVPを改善(機能追加or運用ルール整理)。

Week 3:小さな販売テスト

  • Day15
    • 価格案を決める(例:月額980円/無料トライアル30日)。
  • Day16〜20
    • 簡単な広告(SNS投稿・コミュニティ投稿)で10〜20人に案内。
  • Day21
    • 最初の有料ユーザー獲得を目標にする。

Week 4:測定とパートナー接触

  • Day22〜25
    • 解約理由や改善点を集める。
  • Day26
    • 基本KPIを計算(獲得数、解約率、LTVの仮算)。
  • Day27〜30
    • 提携候補にテスト提案メールを送る。次の30日計画を作成。

ユーザーインタビューで必ず聞く5つの質問

  1. 今、どんな方法で(例:請求書作成)をしていますか?
  2. それで一番困っていることは何ですか?(具体的に教えてください)
  3. 最近それで失敗したことや困ったエピソードはありますか?
  4. 私たちの(MVPの名前)を使ったら何が良くなりそうですか?
  5. 月いくらなら払っても良いと思いますか?(選択式で聞くと正確)

👉 聞き方のコツ

相手の解決したい気持ちを引き出すため、「はい/いいえ」では答えにくい質問を混ぜる。

料金設計の簡単な考え方

  • フリーミアム
    • 無料で使える範囲を用意して、プロ機能を有料にする。
  • トライアル
    • 30日無料で本体の価値を体験してもらう。
  • 価格目安(参考)
    • 個人向けは月額500〜1,500円、法人向けは月額3,000円〜(あくまで参考)。

まずは「小さく検証」→「ユーザーの声で値段調整」。

最後に:よくある質問

  • Q. アイデアがニッチすぎないか心配です。
    • A. ニッチでOK。そこで支持を得てから隣接に広げるのが王道です。
  • Q. 技術がないけど始められますか?
    • A. はい。Googleフォーム+PDF手動作成/Notion/Airtableなどでまず検証できます。

まとめ

マネーフォワードは「家計簿アプリ」という身近なサービスから出発し、「法人会計」という巨大市場に拡大しました。その背景にはリーンキャンバスの要素すべてに対応する明確な戦略がありました。

あなたのアイデアも、リーンキャンバスに書き出すことで「課題」「顧客」「価値提案」を明確にし、次の一歩を描くことができます。

まずは紙とペンでもいいので、あなたのアイデアをリーンキャンバスに落とし込んでみましょう。

リーンキャンバスの無料テンプレート(PDF)をダウンロードできます。

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